スポンサーサイト

  • 2007.04.08 Sunday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


ストレートに込める魂 〜OP戦15日 中日vs広島

先発転向を試みている平井が登板した中日。
先発→中継ぎ→先発、
セットアッパーから先発、

という二つの観点から、
どうしても05年に転向を試みた落合英(引退)の姿を思い出してしまい、
二の足だけは踏まないでくれ、という思いが先行してしまう。


そんな不安はこの日見事に的中し、
2回の4失点を皮切りに立て続けに打たれ、
結局4イニングで7失点。

04年時は先発とリリーフの両方を勤めたが、
リリーフ時の方が明らかに速いストレートが生きていた。
持ち球としてはフォークにスライダー・カットボールと、
速めの変化球ばかりが目立つタイプなので緩急の面では不足。
この配置転換は果たして吉なのか凶なのか。
現段階では凶の方に針が揺れつつあるが、
リリーフで見せていた勝負度胸の良さだけは失わないでほしい。



一方広島投手で目立っていたのが、2番手の宮崎だ。

1年目となる今季が29歳であるオールドルーキー。
高卒後すぐに社会人入りしたものの、
中々芽が出ず10年もホンダ鈴鹿でくすぶっていた。
それが05年辺りから突如芽を出し始め、
それもとにかくストレートの速さで勝負するタイプに変貌していた。

この最速153キロともいわれるストレートを、
スリークォーターからビシビシと投げ込む。
反対に決め球のスライダーは縦変化が鋭い反面、
この時だけヒジが上がってしまうという癖が存在するので見極められる。

要は典型的なストレート命のピッチャーで、
当然即戦力となれるかは運の要素がかなり強い。
先発枠の争いから一歩出遅れ、
ブラウン監督から直々にリリーフ転向を命じられたのがつい先日。
それでも開き直って、この日は先発・青木高をイニング途中から救援すると、
打者5人をパーフェクトに抑えて適正を見せ付けた。

年齢が年齢だけに苦しい立場だが、
それだけあの速いストレートには魂が込められており、
チームの戦力不足も手伝い非常に面白い存在となっているのは間違いない。



さて打つ方であるが、
いきなり3番に抜擢されていきなり二塁打を放った中村公治
入団時はオリックスの自由枠獲得も噂されたほどの大器であり、
早速04年に一軍抜擢されるも、ここ2年は停滞気味。
だがこの日の起用からしても解るように期待度は失われていない。
ルーキーイヤーにしてヒーローインタビューを経験した男が、
このまま終わって良い訳がない。

巨人を戦力外になった大須賀もしかり。
ポスト江藤(現西武)を期待された大型内野手で、
04年にはホームランも打ちました。
だけどスラッガーが飽和状態になっていた煽りはあったのだろう、
最近は出番すらなくなっていた。
それが新天地でこうして生き生きとプレーしている。
途中出場のわずか1打席ながらそこでヒットを放った事からも、
いかに出場機会に飢えていたかが解る。


両チームともスタメンは磐石なものになりつつあるが、
控えが手薄という印象の今シーズン。
レギュラーが目標なのは全選手同じだが、
まずは一軍ベンチに入らなければ何も始まらない。
その可能性が膨らんでいる今だからこそ、決して手を抜くことなかれ。
今季は両者にどれだけスポットライトが当たるか着目してみよう。

「心意気」が足りない 〜OP戦15日 ヤクルトvs巨人

横浜からFA移籍してきた巨人・門倉
とにかく物量豊富な巨人投手陣故、
実績を引っ提げてとはいえ先発など確約されていない立場であり、
当然その自覚と我武者羅さをアピールしなければならない。

しかしその内容は昨年と何も変わっていなかった。
ヤクルト打線の猛攻を受け、
初回になんと4失点という醜態を晒すのだ。
失点数もそうだが、
4イニングで被安打は大台の10というのがキレが無い何よりの証拠である。


彼にとっては正直このぐらいがいい薬だと思う。
「10勝した」という事実だけで、
横浜球団との交渉で大揉めに揉めた末に喧嘩別れ。

その内容の酷さは別項でたっぷり割いたので今更語るまでも無いが、
そしてすぐ巨人に声を掛けて貰った事が、
彼の勘違いぶりを増幅させてしまった。
「ああオレは巨人という名誉あるチームの一員なんだ」などと思っていたのだろう、
昨年暮れの少年野球教室で少年達に、
「横浜だけは止めておけ」とふざけたコメントをする辺り、
その節が覗えた。


横浜球団は「10勝しても10敗するピッチャーは要らん」と言っていたが、
この意識が変わらない限り、
代替要員がゴロゴロ要る巨人では低レベルで終わってしまう。(僕はこのままなら3勝5敗ぐらいと予測しているのだが)

この日はライバル・木佐貫が4イニングを投げると、
被安打3の無失点、奪った三振は7と非常に好感触。
木佐貫さえ全盛期に戻れば門倉など不要、
僕はそう思っていたのであるが、
とにかく門倉にとっては早くも窮地に追い込まれた感あり。
チームには昨年の野口という鏡のような反面教師の素材があるので、
いい加減意識を切り替えない限り沈みっぱなしとなってしまうだろう。

「炎上しても打ちひしがれている暇はない」とは良く言われるが、
彼のようなわずかな活躍で天狗のようになっているのは、
多少打ちひしがれた方が本人のためになるのだ。
そうなった時に心の切り替えが出来るかどうか。
一流への階段はそこから現れるだろう。



門倉を打ち込んだそのヤクルト打線で、
目をひくのが畠山
充実振り、とはいかないまでも、
初のレギュラー取りのチャンスが訪れているだけに、
本人も目の色が違う。

この日は門倉から3号本塁打含む2安打の後、
残りの3打席は全て三振と粗さも目立っていた。
しかしこうしたスラッガーは、
「雑なスイング・守備が悪い」からといって抑え付けず、
自由奔放と、ぐらいの気持ちで育てて欲しい。

昨年までのサード・岩村も、
変化球打ちが全く出来ない段階から一軍昇格したが、
その思い切りの良さで一軍の野球に喰らい付き、
不動のレギュラーを確立したのだから…

対照的なトップドラフト指名生 〜OP戦13日 ヤクルトvsオリックス

オリックス2年目となるデイビーが先発。
広島を戦力外になってからというもの、 ちなみに二度も
それまでのパワーピッチングから一転、
ストレートを微妙に動かして打たせて取るピッチングへと変貌。

それが安定感抜群の昨年の成績の原動力となっていたのだが、
本日のピッチングは本来のそれとは程遠く、
初回から5回まで毎回ランナーを背負う。

しかも四死球に至っては毎回の6、
OP戦なのに何を弱気な、という突っ込みは若手に対して通用するものであり、
実績あるピッチャーはある程度ゆとりを持って投げられる環境な時期。
だからどうしても調子を崩してるのでは、という疑惑が頭から離れない。

そういや広島2年目の04年も、
前年の安定感(途中入団で5勝、防御率2.39)とは裏腹に、
力んで自分のピッチングが全く出来なかった。
この2年目のジンクスという不安を背に戦わなければならない今季。
しかも前年は年俸からみてもセラフィニの方が期待が高かったが、
今季は第一線となって投げなければいけないから大変である。
くれぐれもあの年に見られた「24連続ストレート」などという頭に血が上ったようなピッチングだけはしないように…



一方のヤクルトは、
投手陣の戦力充填を図らんと2人のルーキーが登板した。

150キロのストレートで将来のエース候補となる、
高校生ドラフト1巡目の増渕、
140キロに満たないストレートを常に動かし続ける、
希望枠入団の高市である。

ピッチャーを上位で2人指名する際、
ピッチングスタイルが異なる2人を獲るのが近年のヤクルトのトレンド。


高卒1年目ながらその有り余る素質で、
このOP戦はやくも競争の場に置かれる事となった増渕。
ヤクルト投手陣はスケールある選手が少なく、
スリークォーター(ほぼサイド)からの豪腕投手という希少価値で、
数多くチャンスを得ている。
この日も2イニングを投げ被安打1の無失点。
一軍は手に届く所まで来ており、
今季も苦しいヤクルト投手陣にスケールを齎す存在となれるか注目したい。


一方の高市は、
チームメイトの石川や藤井らと同じく実戦力満点で、
いかにもヤクルトらしいという投手。

東都大リーグで「高市マジック」と呼ばれたほどの、
前例の無いピッチングスタイルで実績を挙げたが、
果たしてプロで通用するかどうかは解らない。


この高市、利き腕は違うが、
僕は石川と同じ匂いを感じている。

ストレートに速さが無く、
急激に沈むスクリューボールが持ち味の石川。
しかし大学時代は度々スクリューを出し惜しんで相手を翻弄する場面が多かった。
そして4年秋に停滞している所なんかも共通している。
だが02年見事新人王に輝いた石川。

この法則からすると高市も新人王級の働きは十分可能であるが、
それにはキャッチャーとの連携が不可欠な要素。
石川の場合は大捕手・古田が健在だったが、
世代交代の真っ只中なヤクルト捕手陣。
これをチャンスと捉え、
いかに次世代の捕手・米野に自分の投球術を理解して貰えるか。
相手より味方との戦いが待っているかもしれない。

ようやく変わったか? 〜OP戦11日 中日vs楽天

楽天田中先発という事で、
恐らく各メディアもファンの多くも注目した事だろうこの試合。
僕自身最近テレビ離れが進んでおりこうした風評が不明なのでどうしてもこうしたぼやけた表現になってしまうので勘弁して下さい(逝け)



その田中について触れると、
初回こそ3連打で1点を失ったが2〜3回と持ち直す。
特に3回は2三振を奪い、
内野安打と四球で招いたピンチを無事抑え、
4回以降のエンジン全開を多くの方が予測した事だろう。



ここで意外な人物が田中の前に立ちはだかるのだから、
野球というものは本当に面白い。

それは現在育成枠登録の中村紀であり、
バット一閃、見事にレフトスタンドへと運ぶ本塁打である。
こうして有力選手から結果を出し続ければ、
早期の支配下選手登録がだんだんと近づいてくる。
このオフの一連の事件は彼の意識を大きく変え、
こうして逞しい姿になって球界に帰ってくる。実に良いドラマじゃないか。



話を田中に戻せば、
この一撃で受けた精神的ショックを立て直すことが出来ず、
たちまち3四球を与えて満塁のピンチを招くと、
ここで無念の降板である。
アウトは犠打だったから、
3四球はほぼ連続と考えても良いだろう。


ゴールデンルーキーとして一躍注目を集めている田中。
その一方キャンプでは、
野村監督ゴルフ禁止令に反発する姿勢を見せるなど、
やや精神的にまだ若いかな、なんて感想を抱いたりしたものだ。


開幕一軍は現実的になりつつあり、
それゆえ周囲の期待もだんだんと高まっており、
本人もそんな空気を感じているのだろう。

だからこそ痛い目に遭うのは辛いだろうが、
それで反省し今後修正すれば何の問題も無いのだ。
中村紀がそうであるように、
苦境に置かれてこそ初めて解る事は沢山ある。
何も焦る必要は無い。

1安打2得点で… 〜OP戦10日 ソフトバンクvs広島

ソフトバンク先発の斉藤和が、
エースの名に恥じないピッチングを披露。
豪腕を見せ付けて奪った三振は8で見事な無安打投球。


それに真っ向から立ち向かったのが広島先発・長谷川で、
本来のパワーピッチングを封印し技巧を交えるという新スタイルで、
こちらも無安打を続けていく。

しかし最後は実績負け、
日本代表の4番打者・松中一発を浴びて力尽きた。


どちらのチームも目下絶好調の投手陣。

この日の斉藤和をはじめ、
新垣・和田・杉内ら磐石が先発ローテーションが順調な仕上がりぶりを魅せる他、
新戦力の森福・ニコースキーらも好調を維持するソフトバンク。
パリーグの中心に居座るに相応しい実力は既に備わっている。

一方の広島、
慢性的な投手力の弱さが随分と改善されつつあり、
先発候補が佐々岡・高橋・長谷川と聞くと2年前と変わらないメンバーだが、
首脳陣交代が切欠となったのかひ弱さがかなり改まってきた印象だ。




それにしても1安打しかしてない、
それもサード内野安打だけで勝つチームとは如何に…
OP戦だからいいものの、
こんな野球をされたら相手が受けるダメージは計り知れない。
といっても偶然の産物なのだが、
こんな偶然があるからこそ野球は面白い、
そんな事を再認識させられるには十分な試合だった。

生存競争は外国人も同じ 〜OP戦10日 西武vsロッテ

昨年の磐石なるクリーンアップが、
OP戦では今の所振るわない西武。

中島がようやく徐々に調子が上がってきて、
この日は第3打席にタイムリー二塁打を放った。
しかし3打数の残りはいずれも三振と、完全にリズムは乗り切れていない。
先日考えた守備位置の問題もあるが、
やはり西武といえば大型ショートが白眉なのだろうか。
そういや松井の前は田辺が主に座っていたが彼は大型なのか小技タイプなのか今一つ解らない(どうでもいい)


5番の和田は未だ不振が続いており、
カブレラはこの日ようやく実戦復帰も結果が出ず、
まだ調整を踏む必要がありそうだ。
いずれにせよこの2人は晩年に近い年齢なので、
中島にかかるウェイトは大きなものがあるだろう。




糖尿病という持病と闘いながら投げるジョンソンが先発登板。
グラマン・ギッセルの残留が決まっていたから、
僕も彼の獲得にはやや否定的であったが、
そこら辺は2人と違って流石メジャーの貫禄を魅せ、
5イニングを1失点、5奪三振と力をアピールした。


これに刺激を受けたのが2番手の……ではなかった。
打者のリーファーである。

苦しむクリーンアップを尻目に、
バカスカと打ちまくりこの日も2打数2安打、
3本目となる本塁打も放ち、打率に至っては5割を超えている。

そう、先発陣が苦しいからといって投手3人で挑む事となれば、
割を食ってしまうのは当然リーファーなのである。
昨シーズンを見ても走塁・守備でアピールできる選手ではなく、
ただひたすら打ちまくる事でしか生き残れない。
非常にシビアな状況だがそれでもこれまで十分な結果を残しているのが凄い。





一方のロッテは、
復活に賭ける元エース・黒木がこの日も1イニングを無難に抑えた。
シュートを交えた技巧的ピッチングが示すとおり奪三振はゼロ。
このままリリーフに活路を見出す事が出来るだろうか。

古巣リレーありベテラン対決あり 〜OP戦7日 ソフトバンクvs横浜

古巣相手の登板となった横浜・寺原。
キャンプ中に「開幕カードは工藤−門倉の古巣対決で」なんてアイデアを、
鼻高々と打ち上げている大矢監督だからこそ、
この登板には意図的なものを感じてしまう。


その寺原、ピッチング内容は問題無し。
3イニングを無安打という結果は言うに及ばず、
あれだけの速球を持ちながら奪三振率3個台に終わってしまった昨年を払拭するかのように、
4三振を奪う力投でもあった。



寺原の後を受けたのが、
これまたホークス経験を持つ大ベテラン・工藤。

工藤と同じ日に、
エース三浦意図的に投げさせ競争させる策はこの日も健在で、
前回は1イニングだったがこの日は2イニング。

前回登板で失点した三浦も、
今回は3奪三振で無失点、調子を上げてきた節が伺える。



一方打撃陣では、
一時は降格したが再び1番に座っているベテラン・仁志
ルーキー下窪や同ポジションの種田というライバルに刺激を受け、
ようやく調子を上げてきた。

やはり持つべきものはライバルである。
昨年は大幅に成績を落とし、
36歳という年齢も限界近しを思わせる中、
発奮材料となるのは1番・セカンドの椅子を他選手を蹴落としてでも奪うという意識。

昨年は不本意な起用法に泣く結果となったが、
生き返った姿を古巣に見せることが出来るだろうか要注目だ。

課題克服で勝負の場へ 〜OP戦7日 楽天vs日本ハム

楽天先発は2年目の青山。
140キロ台をコンスタントにマークするストレートと、
スライダー中心に多彩な変化球を持つ典型的な先発型。

この日でOP戦3試合目となった登板は、
4イニングを投げ被安打2の無失点。
奪三振5とほぼ完璧な内容で開幕ローテへ一歩前進した。



ここに来るまでの道のりは平坦では無かった。
川島(ヤクルト)・石川(中日)−三木(巨人)に続く、
3年連続となる八戸大からのプロ入りとなり、
決め球の必殺・スライダーが野村監督の目に留まったのか、
昨年はひたすらリリーフ中心の登板。(先発は2試合)

だが内容は決して良くなく、
出ては打たれるの連続で防御率5.89と乱れに乱れた。
同期の松崎も同じようなピッチングを続け、
即戦力の期待に応えられなかった。


ストレートに球速ほどの速さが無く、
決め球であるスライダーもキレが不足しダレているような球筋。
原因としてはテークバックを取る際にヒジが下がってしまい、
「担ぎ投げ」のような格好になってロスが大きくなる事だろうか。

それでも42試合という場数をこなす中、
自分の投球フォームを客観的に見つめる事を怠らなかった青山。
オフには徹底したフォーム修正に取り組み、
その成果がようやく日の目を見たこの試合である。
田中のローテ入りが注目される中、
その間隙をぬってローテに入り込めば傑作ものである。特に「楽天は田中でもっている」なんて暴言吐いた星野なんかな(マジ逝け)



青山・松崎という生え抜き選手登板の後は、
松本−佐藤−小山という近鉄勢でもオリックス勢でもない面々が登板。
しかしいずれも1イニングに20球以上を費やすというリズムの悪いピッチング。




主力選手の移籍で出来た穴に、
皆一斉に飛び込まんとしている日ハム野手陣。

この日も途中出場の金子洋が結果を出し2打点。
稲田も8回にヒットを打ったし、
大ベテラン・田中幸に至っては貫録勝ちともいえる2四球です。

捕手として抜擢されている今成もしかり、
2年目ならではの攻守に溌剌としたプレーは新鮮そのもので、
3打数2安打に送りバントも決めました。

こうした横一線の競争から、
何人の新星が勝ち残っていくか。
はたまた中々結果が出せない坪井高橋といったベテラン・中堅の、
これからの意地による巻き返しはなるか。
やっぱり野球の面白さはこうした「結果を残そうという執念」、
つまり泥臭さにあると思う今日この頃である。

復権のために 〜OP戦6日 オリックスvs日本ハム

すっかりエースの座を奪われてしまった感のある、
日ハム・金村が登場したこの試合。

「絶好調だった試合は1試合も無かった」
「どれか1種類使える球種を見つけそれを軸にしていく」

という「先発としての責任を果たす秘訣」を、
雑誌「野球小僧 2月号」の中で語っていたが、
昨年の責任イニング投球率はわずか65%。
面目躍如を果たすにはこの時期の助走が大事であり、
ある意味真価を問われる今日の登板。



それでも上記のコメント通り、
毎回ランナーを背負う苦しいピッチングなのは相変わらず。
まあ投げ合った相手・デイビーが、
四球が失点に結びつくピッチングだったから、
この苦しさはプラスに見られるのだが…


球威で押すタイプではなく、
スライダー・フォークの決め球を中心に多彩な変化球を投げ分け、
コントロールも安定している。
なのに何故か被安打も多く、四球も制球力にしては多い近年の金村。
要は「点さえ取られなければいい」というスタイルであるが、
苦しい時に踏ん張れなければ昨年の再現となるのは明白。

昨年の不調はフォークが思う様に決まらなかったものであったが、
選択肢としてはフォークを磨き直す事か、
新たな勝負できる球を身に付けるかか。
05年は疲労の見えた後半戦、
突如パームボールをマスターして相手を幻惑させたものだが、
新変化球といっても既にかなり広範に渡ってチャレンジしているので、
投球率の低いカーブかチェンジアップをもっと有効に使う事も重要か。


日ハムの開幕投手はダルビッシュが濃厚な雰囲気であるが、
個人的には今季も金村でいって、
彼の今季に賭けるモチベーションを確かめた方がいいと思うのだが。
ダルビッシュ・八木と来れば第3戦から、
金村の最も得意とするオリックス戦が始まってしまうのだから、
このままでは再び「楽して勝ち星稼ごうとはなんてあざとい奴だ」なんてイメージが蘇ってしまうだろうし…



一方大敗となってしまったオリックスだが、
リリーフとしての期待がかかるカーター1イニングピシャリ。
多彩な変化球で勝負するタイプという事で、
ウィニングショットが必要な勝利の方程式が務まるのかどうか不安ではあるが、
首脳陣もその事を解っているのだろう、
早くも4試合と、かなり場数を踏ませている。

野手では結果こそ出せなかったが、
柴田亮・勝・吉良・長田ら昨年は日の目を見なかった選手が終盤出場。
この事からも変わろうとしているオリックスが感じられて不気味である。いや親会社の方は全然意識変わってないけどさ

本来内野の一輝がセンターを、
外野の吉良がファーストを務めるなど、
不気味な策があちこちに散りばめられたこの試合。
確かに最下位濃厚と予想されているが、
新監督・コリンズ何をしてくるのか解らないという怖さもあるので、
決して油断はできない存在である。

大器が花開く時 〜OP戦5日 阪神vs楽天

未だ元他球団の選手が多い中で、
4選手中3人が生え抜きの登板となった楽天投手陣。


この中で良かったのは渡辺恒。
入団当初は26歳、
球速以上に切れのあるストレートと、
実戦的に微妙に落ちるスクリューが武器の左腕で、
1年目からリリーフでフル回転が期待された。

だがいざプロの実戦の場に立つと、
ストレートが中々走らず苦労した。
1・2年目ともに開幕前でのアピールに失敗し、
ファームで鍛錬を重ねてから後半戦に好投するというシーズンを送ってきた。

そんな経歴だからこそ、
飛躍の3年目とするべくこの時期から好調なのはある意味当然だが、
この日は2イニングともピンチを招く投球になったが、
そこを三振で切り抜ける胸すくピッチング。
精神面でも充実している事をアピールした渡辺恒、さあ勝負の3年目である。




一方復活を掛けるのは阪神先発・太陽。
この日は4イニングを投げ毎回安打を浴びる苦しい内容だったが、
いずれもホームを許さず無失点で切り抜けた。


そう、楽天・野村監督の阪神時代でのドラフト1位、
しかも社会人で国際試合でもその名を轟かせた。
肩痛のためシドニー五輪メンバーには入れなかったが、
完治しれば十二分に即戦力となれる逸材であった。


しかし回復したと思われた03年、
開幕からローテ入りも再び痛みが発生。
そこからが苦労の連続であった。
リハビリに明け暮れる最中にも、
多数の即戦力新人が後を追う様に入団してくる。
回復しても思う様に得られない登板機会。
昨年も決して打ち込まれた訳ではなかったが、11試合に留まった。

現在はエースだった井川がアメリカに渡り、
先発ローテーションの形が不透明になった事もあり、
チャンスはそこら中に転がっている。
栄華とその後の挫折の両方を経験し、
そこから得たものはどんなものだったのか、今季で答えを導き出したい。

calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM