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過去5年のドラフトを分析する 〜西武
- 2006.07.05 Wednesday
- ドラフト分析
- 17:04
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- by ベースボールマニア
<指名人数> ※()内は逆指名人数
2004年=5人
2003年=7人(1人)
2002年=5人(2人)
2001年=4人(1人)
2000年=8人(2人)
<投手:野手> <高校生:即戦力>
2004年=3:2 3:2
2003年=4:3 3:4
2002年=2:3 1:4
2001年=1:3 3:1
2000年=4:4 1:7
<上位2指名のバランス>
2004年=バランス×2
2003年=バランス×2
2002年=バランス・即戦力
2001年=野手・バランス
2000年=投手・即戦力
かつて黄金時代を築いた西武。その原動力となった裏技・密約ドラフトは、様々な規制(進路希望の徹底とか)もありやらなくなったが、おかげでどこかかしら淡白なドラフトに見えたりもする。
97年以前は即戦力重視のドラフトで、その中から90年代後半の主力である高木大成・大友進・石井貴・西口文也・森慎二・和田一浩らが飛び出した。
しかし少ない高卒選手の中からも松井稼頭央(現大リーグ)や小関竜也(現巨人)がモノになっている。そうしたことを考えてかは解らないが、98年から方向転換しバランス型ドラフトに努めている。特に方向転換初年度だった98年の1位は松坂大輔。松坂の存在がターニングポイントとなったと推測できる。
高校卒スカウトに関して西武は非常に優秀で、高校卒が1人しかいない00年ドラフトでも、中島裕之(5位)がしっかりと主戦力になるという凄さ。
投手は松坂以外即戦力が目立つので当てはまらないが、涌井秀彰(04年1巡目)が2年目で早くも主戦力に成長するなどやはり優秀さが目立つので、本腰を入れて高卒投手を指名して欲しいところだ。
気になるのが即戦力の上位指名選手の伸び悩みであるが、野手に関しては成長著しい高校卒選手が彼らの台頭を阻んでいるともいえるので仕方ない。
ただ投手の成功率が低いのは問題で、これが近年の投手王国の動揺の原因といえる。特に大沼幸二(00年1位)・長田秀一郎(02年自由)・山崎敏(03年自由)は、04年の優勝貢献以降尻すぼみなので奮起が望まれる。
ベストのドラフト年であるが、上位から3人を野手で占めた01年を挙げる。
細川亨(自由)・中村剛也(2巡目)・栗山巧(4巡目)いずれも一軍の戦力となり、近い将来の主力となることが期待されている。
竹内和也(5巡目)が挫折したためアンバランスな年となっているが、それは隣年でカバーできれば問題ない点だ。
2004年=5人
2003年=7人(1人)
2002年=5人(2人)
2001年=4人(1人)
2000年=8人(2人)
<投手:野手> <高校生:即戦力>
2004年=3:2 3:2
2003年=4:3 3:4
2002年=2:3 1:4
2001年=1:3 3:1
2000年=4:4 1:7
<上位2指名のバランス>
2004年=バランス×2
2003年=バランス×2
2002年=バランス・即戦力
2001年=野手・バランス
2000年=投手・即戦力
かつて黄金時代を築いた西武。その原動力となった裏技・密約ドラフトは、様々な規制(進路希望の徹底とか)もありやらなくなったが、おかげでどこかかしら淡白なドラフトに見えたりもする。
97年以前は即戦力重視のドラフトで、その中から90年代後半の主力である高木大成・大友進・石井貴・西口文也・森慎二・和田一浩らが飛び出した。
しかし少ない高卒選手の中からも松井稼頭央(現大リーグ)や小関竜也(現巨人)がモノになっている。そうしたことを考えてかは解らないが、98年から方向転換しバランス型ドラフトに努めている。特に方向転換初年度だった98年の1位は松坂大輔。松坂の存在がターニングポイントとなったと推測できる。
高校卒スカウトに関して西武は非常に優秀で、高校卒が1人しかいない00年ドラフトでも、中島裕之(5位)がしっかりと主戦力になるという凄さ。
投手は松坂以外即戦力が目立つので当てはまらないが、涌井秀彰(04年1巡目)が2年目で早くも主戦力に成長するなどやはり優秀さが目立つので、本腰を入れて高卒投手を指名して欲しいところだ。
気になるのが即戦力の上位指名選手の伸び悩みであるが、野手に関しては成長著しい高校卒選手が彼らの台頭を阻んでいるともいえるので仕方ない。
ただ投手の成功率が低いのは問題で、これが近年の投手王国の動揺の原因といえる。特に大沼幸二(00年1位)・長田秀一郎(02年自由)・山崎敏(03年自由)は、04年の優勝貢献以降尻すぼみなので奮起が望まれる。
ベストのドラフト年であるが、上位から3人を野手で占めた01年を挙げる。
細川亨(自由)・中村剛也(2巡目)・栗山巧(4巡目)いずれも一軍の戦力となり、近い将来の主力となることが期待されている。
竹内和也(5巡目)が挫折したためアンバランスな年となっているが、それは隣年でカバーできれば問題ない点だ。
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