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NPB's dreams 〜第4夢

パリーグに続きセリーグも開幕し、
いよいよ長いペナントレースがどんな物語を描くのかと思うと、胸が躍ります。


さて最近の野球界ですが、
大スターが一斉にアメリカ大リーグで活躍する時勢もあり、
「それに比べて日本のプロ野球は…」という論調で野球が扱われる事が多いですが、
決してそんな事は無い。
何故ならそのアメリカで活躍する日本選手を生み出したのは、
紛れも無く日本であるからです。

高校や大学・社会人というアマチュアから、
プロ野球へ入団するという流れが正常に行われているからこそ、
日本人メジャーリーガーが多く生まれるようになった。

横浜高校時代「平成の怪物」と呼ばれていた松坂。
彼とて全てが順風という訳では無かった。
若かりし頃、もちろんピッチャーだった松坂ですが、
ある一つの癖が直らなかった。
それは投げに行く時ヒジがしならない「アーム式」と呼ばれるフォームであり、
強制するために指導者が採った策は、
「キャッチャーの練習をさせる」というものでした。

キャッチャーの仕事の花形は盗塁阻止。
その際の理想のフォームは「砲丸投げのようなフォーム」と言われます。
そして松坂にその練習をさせる事で、
ヒジの屈伸の大切さを意識させたという訳ですね。
そうして無事に直す事ができたからこそ、現在の松坂が有る。
大リーグを取材する方も、その事を胸に刻んで仕事に挑んで貰いたいものです。



ところがどうしたものか、
そういった事を理解する気があるかどうかすら不明なメディアが現れるのは、
現代社会の常なのでしょうか。


キャンプ中の話ですが、
「我々とファンの架け橋がマスコミだから、丁寧に対応するのは当然だろう」
などといった自惚れにも程があるコメントが新聞記事になったものだから、※1
もう呆れを通り越して笑うしかなかったですよ。

昨年も、
「運命共同体であるマスコミへの配慮が必要」
などという記事がネットを軽く賑わせていたものですが、
本当に情けなくなりますね。

現在の日本プロ野球が危機だ危機だと言われているのも、
地上波放送の削減に見られるようにメディアの露出が少なくなっているのが根拠ですが、
危機だ危機だと騒ぐだけで何もしてくれないのが「運命共同体」とは、
どんな体を張ったギャグなのでしょう。
本当に運命共同体ならば、危機的状況だと思うのならば、
積極的に取り上げて救う努力をするものでしょう。
そうでないと自分達の立場も危なくなってしまうのですから。

しかし上記のようなメディアは、
選手達にたかってばかりでロクに注目してくれないし、
逆に自分達が気に入らないと判断した野球関係者はとことん叩く。
それもプレー云々とは関係なく「マスコミに配慮しない選手」がその対象となるから、
マリナーズのイチローや中日の落合監督といった人物に対して、
根も葉もない事が書かれていく訳です。
「それなんてプロパガンダ?」と突っ込みの一つでも入れたくなりますよ。



そんな疑いが、
「日本野球は衰退していない、ただメディアが注目していないだけだ」
にまで発展していくのが僕の悪い性分であるのですが、
今春キャンプでほとんどが北京五輪・星野ジャパン(どうでもいい事ですがこの「○○ジャパン」という呼びはあまり好きでないです、「○○」という部分が強く「日本を応援する」という気分が殺がれてしまう。まあ僕が神経質という面もあるのですが)に話題を裂かれたのを見るや、
あながち嘘ではない気がするのですがどうでしょう。



ON時代とまで呼ばれた二大スターの時代を経て発展してきた野球界という事もあり、
メディアはスーパースターを求めがちです。
今季で言うのならば楽天・田中と早稲田大学・斉藤が、
さかんにメディアが発するスポットライトを浴びています。

しかし毎度の事で申し訳ないのですが、
全体のレベルが上がっているから、ONのようなスーパースターは今後現れづらい。
だからこそ特定の選手にばかり注目せず、
広い範囲で選手を観る事でファンの興味を呼べると思うのです。
「広く・浅く」という言葉はどの業界でも聞く言葉ですが、
新規ファンの興味をひくにはやはりこの思想が大事なのです。



2リーグ12球団揃い踏みとなった日本プロ野球ですが、
何といってもまずソフトバンクが強い。前評判どおりと言われればそれまでですが、
巨大戦力といわれる投手陣に胡坐をかく事無く、
山村を復活させたり森福を抜擢したりしているのが恐ろしい点です。

珍しい出来事は日ハム「6戦で3引き分け」でしょう。
開幕戦の引き分けは雨天コールドでしたが、
後の2戦はしっかりと先発投手が9回投げている。
特に30日のダルビッシュ14奪三振ですから凄まじい。
投手陣の頑張りに比べ打線が低調という印象ですが、
1・2番コンビの森本・田中賢介が軌道に乗り始めたら怖くなりますよ。

その1・2番コンビに変化があったのが中日です。
名コンビにして最強の二遊間だった荒木井端ですが、
今季は従来とは逆の打順でスタートしました。
「中村紀・ウッズ以外は誰でも2番を打てる」という落合監督の発言しかり、
攻撃的な野球を展開しそうで今季も強力なのは間違いない。

中日の対戦相手だったヤクルトはその強さに飲まれた格好となりましたが、
育成枠から這い上がってきた伊藤が見事開幕1軍スタート。
初登板は2失点と打ち砕かれましたが、今後が楽しみです。

早速結果を出したのが阪神のルーキー・小嶋です。
社会人時代は全然登板が無かっただけに、
希望枠でも即戦力とは見られにくかった左腕ですが、
そんな選手が予想を裏切って即戦力となっていく。
本当に野球は奥が深く面白い。そんな事を考えさせてくれます。

その他、広島のルーキー投手も良い。
2戦目に早くも先発で抜擢された青木高広
相手にとってはかなり打ちづらそうな技巧派左腕です。
リリーフで早速初登板した上野・宮崎と共に今後も貴重な戦力となっていくでしょう。
ロッテは相変わらずの日替わり打線ですが、
チーム内で頭一つ勢いが抜けている青野をはじめ将来を担うバッターがゴロゴロいる。
西岡・今江の成長を見ても指導者が手を緩めていない何よりの証拠です。
楽天は苦難続きの一週間でしたが、2勝がいずれも青山というのが実に興味深い。
2年前の今頃は「岩隈でしか勝てない」だったのが、
今季は「青山でしか勝てない」ですからねえ。本当に何が起こるか分かりません。



既に70年以上という歴史を刻んでいるとおり、
プロ野球の世界に終着点というものは無い。
スターが流出したっていくらでも代わりの人材が出てくるもので、
そうして抜擢された新星が新たなドラマを生み出す。
この人材輩出の流れが止まらない限り、プロ野球は永遠に不滅です。

僕も今季の観戦試合は早くも3を数えましたが、
これからもそのドラマを可能な限り見続けたいと思います。







※1 何も隠すことは無い、夕刊フジのこの記事ですよ

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