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  • 2007.04.08 Sunday
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NPB's dreams 〜第3夢

ついにパリーグが開幕しました。
エースで敗れた球団が2戦目でお返しをするという第1節でしたが、
千葉マリンのように2戦続けて引き分けというのもかなりのレア物です。
目にしたファンは一生その事実を脳裏に焼き付けておく事でしょう。

開幕カードは見なければならないと思い、
昨日は僕もグッドウィルドームへと足を運びましたが、
やっぱり球場は何度行っても良いですね。

試合内容としては楽天の大勝でしたが、
実に選手達は溌剌としてましたよ。
ファインプレーを魅せた沖原や福地しかり、
脅威の一塁への走塁でヒットをもぎ取った鉄平しかりです。

岩崎が前日のデビューから一転して、大炎上してしまいましたが、
それでもあの変則トルネードフォームがランナーを背負うと打って変わって、
洗練されたクイックモーションに切り替える辺り即戦力ルーキーという感じがしました。
そんな日本球界に順応せんと助っ人のジョンソンも必死でしたし、
選手のプレーを見ているとついついこちらまでウキウキしてしまう。



ところがどうして、
そんなウキウキ気分に水を差す方が現れるのでしょうか。

先々週号の週刊ベースボールで、
野球解説者と呼ばれる方達のペナント展望が載せられていたんですが、
そのコーナーの中に目を疑うようなコメントがあるんですね。

大洋OBである高木豊氏によると、
「オリックスはコリンズ監督の野球が見えてこない」ですと。
短いコメントですが、
ある意味これは究極の侮辱コメントですよ。

低迷するチームを立て直すのにビジョンが無い訳が無い。
ましてやコリンズ監督大リーグで監督の実績があるし、
他球団のバレンタイン・ヒルマン・ブラウンと同じ外国人監督としての期待もある。
野球が見えなかったら自分で見に行けば良いじゃないですか。
ましてや解説者という野球を観るのに絶好の立場なんだから。
それをせずにコリンズ監督が悪いかのようなニュアンスのコメントを載せる。
解説者としてあるまじき行為にも程がありますよ。


最近はこういう解説者が増えましたね。
豊田泰光氏のコラム「オレが許さん!」も先々週号は凄かったですよ。

「(岩村のOP戦での不調は)今季(アメリカに)移籍した中で蚊帳の外に置かれているようで心配です。今やオレもメジャーの事がまず頭に浮かぶようになったという事が日本野球の衰退を意味してるんですよ、マジで。関係者はそこに気づいて欲しい。」
という文章で占められていましたが、
ハッキリ言って貴方の頭の中のことはどうだって良いんですよ。
とにかく野球を観る。それが一番の重要な事なのにそれをせずに批判しているのですから、
これでは野球界をダシにして生活しているのではと疑われるのも仕方ないじゃないですか。

「オレが今の巨人に苛立つのはピンチであるにもかかわらずその自覚が無いことです。キャプテン・阿部君が『(メディアの方は)ソフトバンクばかり見ないでウチにも来てほしい』と言っていたのにはガクゼンとしましたねえ。…(中略)…相変わらず野球界は熱気を行方不明にしているような事ばかりやっている。」
という文章しかり、
巨人の情けなさから「野球全体の衰退」に繋げるという論調も、
もういい加減にして貰いたいのですがね。
たとえ巨人以外の11球団が全て上昇機運に乗っかっていたとしても、
巨人が勢いを失い続けていたら「プロ野球の危機だ」と言い続けるんでしょうね。
これでは西武の裏金問題に端を発して、
現場を全く観ずに「プロ野球もダメですね」なんて言う方と全く変わりません。

まあ豊田氏は年齢的に積極的に足を使えないという点で同情の余地もあるのですが、
逆に言えばそれだけ若い解説者が育っていないという事でもある。
高木氏を初め解説者の方は一層自覚を持って仕事に取り組んで貰いたい。
僕がここであれこれと書く行為の数百倍影響力があるのですから。
野球ファンを呼び込むような解説・分析をお願いしたいものです。



巨人と裏金問題の話が出たついでに語りますが、
先日行われた代表者会議で、
裏金問題に端を発してドラフト改革についての議論が行われた訳ですが、
巨人を除く全球団が希望枠制度撤廃という意見だったのに、
結局は希望枠存続という方向になってしまった。

改革の内容についてはとやかくいう気になれないのですが、
(希望枠撤廃は良いと思うがFA短縮については賛同しかねる)
この会議の結果を見て、やっぱりコミッショナーは全然ダメだと改めて思いましたよ。

04年の球界再編騒動で職を辞したかと思えば、
今でも「代行」としてちゃっかりその座に居る根来氏。
この大差が付いた多数決でも少数派を選択するなんて、
これでは巨人に利用されている・結びついていると疑ってしまう。
この辺り江川事件の教訓がまったく生かされてないという事で、
落胆の色は隠せませんよ。



またこの会議に先立って巨人が、
「ドラフト改革」という世論を受けて発表した独自の案にも、
高校生は上位チームから、大学・社会人は下位チームからというウェーバー制には、
どうしても納得できません。

即戦力は下位チーム、選手育成は上位チームという色分けがハッキリと生まれる事で、
ドラフトに個性が無くなるのが最大のネックだと思うんですよ。
つまりはドラフト補強につきものの「思想」が薄れてしまう。

24歳前後の選手が足りない優勝チームや、
高校卒選手が不足している最下位チームは、
この巨人案の下では自動的に選手補強が一歩出遅れてしまいます。

選手はスタジアムでどうやったら上手くなれるかを考え、
懸命になってプレーしている。
それなのに上の方がチーム強化の為の思考を放棄するなんて事になったら、
こうした選手達の頑張りは簡単に無になってしまうんですよ。
ポジションや年齢構成がすぐ歪になり、
現在の巨人のようなチーム状況になってしまう球団が続発です。



単純に高校生=将来性、大学・社会人=即戦力と決め付けるからこそ、
今回の巨人の歪な案が生まれてしまうのだと思うのです。

確かに今の巨人は盟主に相応しく育成という要素を大事にしています。
育成枠制度を最大限に利用し、社会人とも手を組んでの新リーグ構想。
底辺の拡大という策で素晴らしいものがあります。
しかしそれに逆行した案を作ってどうしろと言うのでしょうか。
好素材が12球団に満遍なく行き渡るからこそ、
スムーズな育成が行われるという事を忘れてはいけませんよ。




今や高校生だからといって即戦力になれない訳ではない。
日ハムのダルビッシュ、西武の涌井はじめ、
今季の新人の田中増渕がそれを証明している。
彼ら以外の高校卒選手も、
「体作り・技術取得が当面の課題」という下馬評を覆せるチャンスはいくらでもあります。
将来性・即戦力という垣根を取り払うような活躍を期待しましょう。

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