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  • 2007.04.08 Sunday
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2006年外国人事情 〜パリーグ1

<楽天>

・陣容
既存選手
 なし
外国から新加入
 シーズン前
インチェ(林英傑)
台湾球界ナンバーワンとの触れ込みで入団した左投手。開幕前はバワーズとのダブルサウスポーとして期待大であったが、バワーズの度重なるアクシデントにより単独でローテーションに入る。
4月1日のソフトバンク戦では8回無失点という快投を魅せる。楽天投手陣の層の薄さもありこれでローテーションは安泰と思ったのだが、5試合目(23日・西武戦)の後に肘を痛め以降全く登板が無かった。
被打率の良さは先発陣の中でもトップクラス。台湾時代は快速球とスライダーなどの変化球で三振をビシビシ奪っていったが、カットボールを駆使した打たせて取る投球へと推移していき27イニングで奪った三振は9個だけ。この意識を忘れなければ今季は期待大であるが、レベルアップして日本でも三振を取り捲るインチェも見てみたい気がする。
  シーズン後:残留
 シーズン途中
グリン
一向に厚くならない先発陣の窮状を埋めるべく獲得した投手。150キロ近いストレートと多彩な変化球が武器だが、決め手に欠き3Aとメジャーを行ったり来たりしていた。
初登板はリリーフ(5月21日・巨人戦)で試運転し、以降早速先発ローテに加わる。中4日も辞さずというフル回転で、5回未満の交代が20試合中4試合という安定感を魅せる。
インチェとは対照的に三振が多く被安打も多い。ピンチで三振が奪える貴重なタイプであったが、シーズン後年俸で折り合いがつかず戦力外に。
  シーズン後:退団→日本ハムが獲得
バレント
外野強化のために6月に獲得した左打者。本人が「粘り強い打撃が持ち味」といっているように大砲ではなく、メジャーでの実績は04年ぐらいしかない。(130試合で13本塁打)
6月19日から3番を4試合務めるもののこの間の打率は.188。それ以降は下位打線に回されたが、一向に打率が上がらずスタメン出場すらわずか17試合に終わってしまった。
  シーズン後:退団
日本から新加入
 シーズン前
バワーズ
横浜の2年間で14勝を挙げた左腕。横浜時代は来日当初「研修生」という立場で寮入り、コミュニケーションも単独で行う努力人。その努力が早速花開き、登板機会を貰うとあれよあれよの間に7勝。四球がやたら多かったが独特のカーブと打ちづらい回転のストレートが武器であり、05年も開幕からローテ入り。しかし制球難が牛島監督に嫌われて後半ファーム落ち、そのまま退団となる。
そんな経歴から、多少荒削りでもとにかく特徴ある投手が望まれる楽天では一層の活躍が期待されたが、身内のアクシデントに見舞われ満足なキャンプが出来ず、再来日し調整に励む中肩を痛めてシーズンを棒に振ってしまった。
  シーズン後:退団
フェルナンデス
日本で3球団目となった大砲。ロッテ・西武時代での成績は悪くなかったが、守備面での脆さやチーム編成上の都合から解雇となり、スラッガー不足の楽天が食指を伸ばした末入団。
楽天のチーム本塁打は67本だったが、その約42%にあたる28本塁打を放ち、救世主と成り得た。打率もロッテ時代以来3年ぶりに3割越え。西武時代はいずれも3割を割っていたが、カブレラ・和田ら他に中心打者が居たからマークは緩和されたはずであったからこれは意外。責任感を持った方が良い打撃が出来るタイプなのだろうか。
野村監督が散々ボヤいていたのが走塁面。足は遅くはないがとにかく走塁意欲が無く、この意識がチーム全体で繋がりに欠けたような気がしてならない。「各駅停車」の山崎武もそうだが、遅いなりに全力疾走してやる気を見せる事も時には必要である。
  シーズン後:残留
 シーズン途中
なし
日本へ出戻り
 シーズン前
リック(ショート)
03年にロッテに在籍していた打者。その際フェルナンデスともチームメイトになり、昨年再び会う事になる。打撃はアベレージ型であり、一塁二塁三塁と外野をこなすことが出来る守備が魅力。フェルナンデスが中心打者としての獲得なら、このリックはフェルナンデスの脇を固めてチームに貢献することを期待されての獲得か。
4月後半から5月にかけて故障離脱があったのが悔やまれるが、打撃のコンスタントぶりは最後まで遺憾なく発揮して.314のハイアベレージを残す。問題はポイントゲッターとしての消化不良ぶりで、3番・5番などを多く務めたにも拘らず打点は34。これは2番が主で1本塁打しかしていない高須よりも少ないものであった。当然来季はこれが改善ポイントである。
  シーズン後:残留
 シーズン途中
なし

<オリックス>
・陣容
既存選手
ガルシア
前年は7月からの大爆発で残留に漕ぎ着けた。外野守備も強肩が目立つ存在となり、当然06年も期待されたが、オフでいきなりつまずく。年俸アップを図って中々残留交渉に応じていなかったのだが、それが逆に減俸される口実となってしまい渋々残留。この時点でモチベーションは失っていたのかもしれない。
前年は長打不足のチームにあって左投手のときでもスタメン起用されていたのだが、ブランボーとの完全併用に落ち着いてしまい調子を維持できず。おまけに1番での起用など不可解な中村監督の采配も目立ちモチベーションは低下する一方。そしてついに携帯電話事件を起こしてしまい解雇が決定的となった。成績的には全てが前年より悪くなっており分析するまでも無い。ともかく八方美人的な外国人起用が裏目に出た極端なケースとして、今後も記憶に残っていくだろう。
  シーズン後:退団
ブランボー
ガルシアと共に残留に漕ぎ着けた右打者。清原・中村という2台ポンコツ大砲を獲ったから中村監督は最初から両者を併用するつもりだったのだろう。
当然大幅に成績を下げて、ガルシアよりも早く見切られた感があった。
  シーズン後:退団
外国から新加入
 シーズン前
グラボースキー
第3の外国人野手として獲得した左打者で、どちらかというとアベレージ型。04年の113試合がベストシーズンだが、それでも.220に終わっている辺りがいかにも中途半端。
開幕は二軍スタートで、ガルシア・ブランボーのどちらかが降格しない限り昇格が無いという苦しい立場。実際腰を落ち着ける暇を全く持たず打席に望んだ結果バットが湿りっぱなしで、打率.146に終わってしまった。いったい中村監督は外国人野手というのをどのように考えていたのだろう。それとも阪神時代ディアーに騙された経験から「質よりも量や」なんて考えたのだろうか。
  シーズン後:球団は残留検討も強引にアメリカ復帰を図り契約→退団
 シーズン途中
オバミュラー
野手だけでなく投手も3人助っ人を揃えようとしたのが昨年のオリックス。開幕までに見つからず、それでもセラフィニ・デイビーに期待したがセラフィニが期待を完全に裏切ったとあってすかさず捜しにかかった。そして白羽の矢が立ったのがこのオバミュラー。03〜05年はメジャー登板こそ多いがいずれも防御率5点台で安定せず、昨年3Aでくすぶっていた所を交渉。
初先発の5月7日(ロッテ戦)で5イニングを無失点。これでセラフィニの穴は埋まったかに思えたが14日(ヤクルト戦)には初回持たずでノックアウト。中2日で登板した中日戦も4回2失点で負けという風に不安定ぶりはアメリカと変わらなかった。結局24日の広島戦で6回1失点で勝ったのが唯一の白星。防御率5点台はしっかりと継続することとなってしまった。
  シーズン後:退団
日本から新加入
 シーズン前
セラフィニ
昨年ロッテで11勝を挙げ、年俸大幅アップを目論んだ所自由契約。オリックスが用意した年俸は1億7千万也。(ロッテ時代の約3倍)特に05年はオリックス相手に4勝していたから、天敵を減らす意味で是が非でも欲しかったといえる。
だがキャンプで早くも暗雲。故障により調整不足で開幕を迎えるとそのツケはしっかりと内容に現れた。開幕2戦目に先発も西武相手に3回4失点、4月2日の日ハム戦では4回6失点と目を覆いたくなる結果。9日のソフトバンク戦では好投を魅せるものの、18日には再び日ハムに4回6失点。これでファーム行きとなり、再昇格後も散々にやられて挙句の果てには再び故障。しかし2年契約があるため来年も残ることに。
だがインチェ(楽天)には期待出来ても、彼にはどうも期待できない気がプンプンと…投げたら痛い痛い言い出しそうだし。高額年俸盾に…
  シーズン後:残留
デイビー
広島が自発的に戦力外にしたとあって、セラフィニほどの金額は必要なく難なく獲得。それでいてデイビーの方が遥かに素晴らしい活躍を見せるのだから野球というものは解らない。
24試合の先発機会があったが、5回未満で降板した試合が1試合も無かったのがまず素晴らしい。与四死球こそチームトップの61あったが、規定投球回に達している事を考えれば悪くない。これだけ安定してコンスタントに投げてくれればチームとしての戦略も立てやすくなる。意外なのが奪三振の少なさ(77個)。常時140キロ台のストレートに縦回転のスライダーと三振を取るタイプのピッチャーだと思っていたから虚を付かれた。おそらくバッターの側もそれに騙されていたのかもしれない。
  シーズン後:残留

<ロッテ>
・陣容
既存選手
ベニー
言わずと知れたバレンタインの秘蔵っ子。1年目・04年は一流クリーンアップのノルマである「3割30本」を達成、守備・走塁面でも決して巧くないながら一生懸命なプレーは好感を呼んだ。しかし2年目は故障がちで全ての面で下回り、正念場を迎えた3年目。
持ち味は外国人スラッガーとしては珍しい選球眼で、特に落ちる球には滅法強い。全くヤマを張らずとにかく来たボールに対応していくバッティングも好印象。
そんな外国人らしからぬ気質を持ったベニーだが、06年も故障に悩まされ本来の力を発揮出来たとはいい難かった。それでもチームトップの四死球49を選ぶなど持ち味はきちんと出した点が責任感あるし、得点圏でもチームトップの.348。決して一流の成績とはいかずにシーズンを終えたが、他の助っ人でベニー以上の存在感を出した者も居なかったためか無事に残留が決定した。心配なのはやはり故障など体調面。指名代打での出場が目立ち、そのおかげで守備が下手なフランコ・ワトソン・パスクチが醜態をさらけ出す結果となってしまった。今季で36歳になる年齢も不安の種。
  シーズン後:残留
フランコ
ベニーと同じく06年で日本球界3年目を迎えた。05年は打撃成績9位で21本塁打と抜群の貢献度を魅せたが、37歳という年齢が不安要素であった。また内外野をこなせる守備と聞こえは良いが、実際はほとんどが外野での出場。おまけに鈍足ぶりを発揮し投手の足を引っ張る事もしばしば…
実際シーズンが始まるとやはり年齢的衰えは隠せず。打率・本塁打の低調もさることながら得点圏打率は噴飯物の.177を記録。300打席近く立ちながら打点はわずか20しかなかった。極端なオープンスタンス故、年齢的な衰えでミスショットが多くなってしまったのだろうか。8月8日を最後にファームに落ちると以降昇格は無くそのまま自由契約に…
  シーズン後:退団
パスクチ
05年はベニー・フランコ・李に告ぐ第4の選手。大振り傾向で三振が多く守備も駄目駄目とベニーと正反対なタイプだったが、ベニー故障での出番で打ちまくり残留に漕ぎ着けた。
そして06年、李が巨人に移籍し主力としての働きが期待されたものの見事に裏切った。やはりベニー・フランコに比べかなり粗いバッティングはちょっと格が違うピッチャーからすれば格好のカモであった。ワトソンの加入で6月は全く出番なし。ベニーの故障で7月中盤に再昇格した後も、一発は放つものの確実性が全く見られず。そんな打者に2番を打たせるバレンタインの采配もどうかしており、ロッテ打線全体が全く冴えなかった原因の一つにもなった。
  シーズン後:退団
外国から新加入
 シーズン途中
ミラー
メジャーでは02年に9勝という実績があるが、05年はわずか1試合にとどまっており06年5月にロッテのテストを受けて合格。ロッテの泣き所である、頼れるリリーフの絶対数不足の解決が望まれた………のだが………
5月31日ヤクルト戦、延長戦で登板するもその代わり端リグスに決勝アーチを浴びる(敗戦投手は藤田)、6月4日広島戦では1点リードの場面で8回から登板するも怒涛の4連打(最後は栗原にホームラン)でワンアウトも取れず降板。8日中日戦では4回6失点の久保の後を受けて登板するが、1イニングだけなのに久保を越える7失点というある意味快挙ともいえる打たれっぷりを披露。この時点で防御率は29.45で、もちろんこの試合後降格である。その後最昇格したが結局防御率2桁のままシーズン終了。薮田・藤田・小林雅のトリオ「YFK」の裏で、小宮山・高木・ミラーという敗戦処理トリオは別の意味で印象に残った。
  シーズン後:退団
ワトソン
第4の外国人という事で5月に入団。メジャー実績はほとんど無く、たまにチョロっと上がっては打率1割台を披露しマイナーへ戻るという繰り返し。
初スタメンの6月2日広島戦でいきなり本塁打をかっ飛ばすなど3打点を挙げ、ロッテ打線の救世主になるかと思ったのだがそうはいかず。打率こそ2割台中盤〜後半をキープするのだがパワーに欠け、やはり3Aレベルの選手なのだな、と思うしかなかった。どうもロッテフロント、いやバレンタインの外国人野手探しはチームの起爆剤というよりも、「自身の特徴である日替わりオーダーに従う事の出来る選手」の獲得という気がしてならない。それに反発的だった李がチームを去ったのも今ではその気持ちが理解できてしまうのが物悲しい。だがシーズン後は何とか残留。ベニーと左右2プラトンを残したという格好なのだが、今季はもう少し固定して起用してもらいたい。
  シーズン後:残留
日本から新加入
 シーズン前
バーン
オリックスを自由契約となっていた所を獲得。だが僕はこの獲得劇で「ああ今季ロッテは優勝出来ないな…」と確信してしまった訳であるが。05年に11勝を挙げたセラフィニがオリックスに移籍する形となり、その仕返しと言わんばかりのこのバーン獲得。正直前年4勝13敗のピッチャーに何を期待するのだろうと思わされたし、まだ新規獲得の方が潔かった。
開幕2戦目に先発登板したもののソフトバンクにあえなく滅多打ち。先発での2勝はいずれも楽天から、というのが不安定ぶりの何よりの証拠で、150キロ近くが出てもただの棒球では強豪チームには通用しない。結局ローテーションは6試合目の5月9日阪神戦で負けたことにより外れ、以降はリリーフで活路を見出す事に。先発での防御率7.28から4点台にまで下げた事で適性を表したが、あえなくシーズン後は自由契約に。
  シーズン後:退団

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