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  • 2007.04.08 Sunday
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2006シーズンを振り返る 〜横浜

<野手>
・規定打席到達者

石井琢朗  .288  6  32  .357  .725
金城龍彦  .268 11  59  .333  .808
村田修一  .266 34 114  .325  .844

※左から、打率・本塁打・打点・出塁率・OPS
※赤字はチームトップ(率は規定打席到達者内でのトップ)


・選手別打順

石井琢朗  146 144  1   1  0  0  0  0  0  0
金城龍彦  144   0  0 125  0  1  7 11  0  0
村田修一  145   0  0   0 96 26  7 16  0  0
内川誠一  105   0  6   9  0 13 59 17  0  1
相川亮二  115   0  0   0  0  0  0 13 98  4
小池正晃   92   0 79   0  0  0  2 11  0  0
吉村裕基  101   1  6   0  0 46  4 28 10  6
佐伯貴弘   82   0  0   0 50  6 26  0  0  0
古木克明   75   0  5   0  0 17 23 26  2  2
種田 仁    57   0 23   4  0  5 18  5  1  1
藤田一也   29   1 24   0  0  0  0  1  3  0
鶴岡一成   30   0  0   0  0  0  0  5 24  1
多村 仁    34   0  0   6  0 28  0  0  0  0
鈴木尚典    8   0  0   1  0    0  2  1  0
小田嶋正邦   9   0  0   0  0  0  0    1  2
桑原義行    5   0  0   0  0  0  0    2  0
木村昇吾    2   0  0   0  0  0  0  0  1  1
河野友軌    2   0     0  0  0  0  0    0
北川利之    2   0  0   0  0  0  0  1  1  0
新沼慎二    1   0  0   0  0  0  0  0    0
内藤雄太    1   0  0   0  0  0  0  0    0
万永貴史    1   0     0  0  0  0  0  0  0



※左から、全スタメン出場数・1番出場数・2番・3番…9番
※赤字は各打順の最多出場選手、青字は各選手の最多出場打順、紫字は赤・青複合
※9番の最多選手は三浦25


・機動力成績

石井琢朗  91 12  .522
金城龍彦  60  2  .667
村田修一  83  1  1.00
内川誠一  41  8  .727
相川亮二  36  2  .667
小池正晃  45  3  .600
吉村裕基  57  5  .625
佐伯貴弘  25  1  .333
古木克明  32  3  .429
種田 仁   33  3  .750
藤田一也  13  3  .750
鶴岡一成   7  0  機会なし
多村 仁   24  5  .833
鈴木尚典  10  0  機会なし
小田嶋正邦  3  0  機会なし
桑原義行   3  1  1.00
木村昇吾   1  1  .333
河野友軌   1  0  機会なし
北川利之   1  0  機会なし
新沼慎二   1  0  機会なし
野中信吾   0  1  1.00



※左から、得点数・盗塁数・盗塁成功率
※赤字はチームトップ


<投手>

・先発成績

三浦大輔  30( 0)  8  3.45 7.1  .273  2.04
門倉 健   25( 3)    4.85 6.0  .302  3.15
吉見祐治  17( 0)  2  4.35 6.0  .276  2.96
那須野巧  16( 0)  3  4.06 6.0  .256  4.72
牛田成樹   7(20)  3  4.17 6.0  .205  1.81
土肥義弘  14( 0)  3  6.02 5.2  .331  2.79
秦 裕二    9(24)  4  3.63 5.0  .251  4.46
高宮和也   8(10)  2  6.18 5.1  .326  3.25
ベバリン    8( 0)  0 11.13 4.0  .389  4.45
三橋直樹   4( 5)  1  5.14 5.1  .262  3.68
山口 俊    5( 0)  1  6.43 4.1  .282  4.29
岸本秀樹   2( 4)  0  2.70 5.0  .344  5.28
橋本太郎   1( 0)  0  4.50 4.0  .500  2.25


※左から、先発登板数(救援登板数)・先発勝利・先発防御率・平均イニング・被打率・与四死球率
※平均イニングは四捨五入(?)した値、.1=3分の1、.2=3分の2
※赤字はチーム最多・最良(各率・平均イニングは規定投球回到達者内での最良)



・主要リリーフ成績

クルーン   48  0 32  .833 1.02  3.00 .207  1.69
加藤武治  65  2 27  .738 1.17  2.48 .226  3.07
川村丈夫  57  0 22  .807 0.98  3.86 .273  3.86
木塚敦志  59  2 11  .766 1.03  3.54 .273  4.28
秦 裕二   24    0  .833 1.33  2.94 .251  4.46
牛田成樹  21  6  0  .619 2.08  2.98 .275  1.81
ソニア    27  4  2  .741 1.14  3.82 .250  4.11
山北茂利  28  5  0  .714 0.92  4.21 .294  3.16
佐久本昌広 21  1  1  .714 0.78  3.86 .258  5.51

※左から、リリーフ登板数・5回終了以前の登板数・6回開始以降で3点以内リード時の登板数・無失点率・平均イニング・防御率・被打率・与四死球率
※無失点率=(無失点試合数/全試合数)
※平均イニングは先発と同じだが、1試合辺りのイニングが短いリリーフ故四捨五入(?)はしていない  目安として、0.33=3分の1  0.67=3分の2
※赤字はチーム最多


<共通事項>

・出場選手登録抹消

総抹消人数=53人
野手:投手 = 26:27

新沼 1  木村 4  万永 2  多村 3  ベバリン 3
吉見 2  岸本 1  土肥 3  武山 1  田中充  1
山北 1  吉村 1  佐伯 1  内藤 1  佐久本  1
三橋 2  藤田 1  高宮 2  種田 1  小田嶋  1
岡本 1  三浦 1  山口 3  北川 1  那須野  2
西崎 1  野中 2  古木 1  相川 1  クルーン 2
河野 1  吉川 1  小池 1  橋本 1  ソニア  1
<野手・コメント>

前年の3位から、一気に最下位にまで転落した横浜。その責任をとる形で牛島監督はチームを去る決意を固め、辞任することとなった。野手も投手も従来の主力選手が大幅に成績を落とし、そのため中盤以降は牛島も戦力充填に励む日々を続けていたが、辞任の原因がフロントの支援を得られないということから、この頃既に辞任を決心し、後任への橋渡しをするための政策だったのではないかと推測する。フロントはそんな牛島の思想を理解し、2期目となる大矢の采配を温かく見守ってほしい。「2年は育成期間で、2009年の優勝を」と語られているが、ついつい「どうせ育成が終わった09年は次の監督なんだろ…」と考えさせられてしまうのが今までの横浜フロントクオリティ。たまには長期政権が誕生したっていい。
規定打席到達者は3人で、オリックス・巨人と並んで12球団最低。前年が8人だから大幅な減退である。それに大ベテラン・石井の.288が打率トップというのもいただけず。2002年以来ちっとも進化していないように見えてしまう現在の横浜。(2002年は石井の.274が最高でその他の規定打席到達者は種田・ロドリゲスだけ) それでも村田は6月以降不動の4番として進境を見せた。三振153、失策15と悪いデータもいっぱいあるが、「プロたる者『楽しむ』という感情はいらない」と言い切る男・村田の一振りにはチームを引っ張る気概がありありと感じられる。
この村田と両輪をなす存在が必要不可欠な今後。吉村が規定不足ながらOPS9割超えているのは好材料だが、村田とOPSで同率な多村は故障ばかりで満足に出場できず終わった。一軍定着以来ずっとこうなのだから、「故障だから仕方ない」という精神で済ませるのは愚の極み。シーズン後半にトレード話が持ち上がったのはある意味当然のことなのだが、横浜フロントはトレーナーの整備にぬかりは無かっただろうかもう一度点検が必要だ。この多村をはじめ、佐伯・種田・小池・相川と5人が規定打席から陥落しており成績も不本意に終わっているので一人一人見ていこう。佐伯は言わずと知れているが、5月末までの4番打者。しかしその結末は無残なもので、6月には村田にその座を譲った。するとようやく調子が上向きになったが、その矢先の長期離脱。8月に再び復帰するも「無意味な前進守備事件(8/23)」を境に色を失い、スタメン落ちが多くなってしまった。ランナーが2人以上いる場合には好成績を挙げているが、それ以外はさっぱりだった今季。要は「相手に多大なプレッシャーがかかっている場面でしか打てない」選手と化している。プレッシャーに弱い面のある巨人投手相手に(セリーグ内で)最も健闘している(.278)点からもそう思ってしまう。種田も故障がちで持ち前の粘りが失われた。9月の打率が.375と良いので復調気配はあるが、対戦別ではヤクルト戦の.333以外の10球団は軒並み.250以下。その前途は厳しい。そのポテンシャルにしては2番打者が似合わないと思える小池だが、今季も犠打39はリーグトップだ。優勝チームの中日からかなりの成績を挙げているので、どうして投手の苦しいヤクルト・広島相手になると打てなくなるのか疑問。強いチームには2番ならではの粘り・自己犠牲精神が持てるが、弱小チームになると大雑把になってしまうのだろうか。相川も故障が目立ち、2番手捕手の鶴岡がスタメンだった試合は30を数えた。抹消されたのは8月下旬だが、再登録後は明らかに成績下降が目立ち、9・10月の打率は1割台。
いずれも故障が直接の原因で、これが様々な選手にも出場機会が割り当たるという作用をもたらした。規定不足の選手で最も打席が多かったのは内川。04年には17本塁打で頭角を現したものの、ここ2年で9本なのだから飛ぶボールから恩恵を受けた事は明らかである。時折見せる右打ちには素晴らしいものがあり、石井に次ぐ機動力は将来もっと伸びる可能性があるので適性は2番にあると思う。牛島は手堅くバントを重視したから小池を重用したのだと思うが、大矢はマシンガン打線の基を作り上げた紛れも無い人物なので2番・内川の実現は十分有り得る。だがもっと頭を悩ますのが守備。セカンドが主だったがスローイングに不安があり、今季も失策11を数えた。外野やファーストを経験したりもしたが、秋季練習では大矢お得意のコンバート作戦でサードにも挑戦しているというので、これからじっくり自分のポジションを探して欲しい。次代の大砲と騒がれた吉村は、村田に無い機動力を兼ね備えているのも魅力。巨人戦の.245以外は満遍なく打っているのもプラス材料。打順は5番を軸に一定せず、それが赤色(表参照)を作ってしまった要因となったが、来季の活躍度如何で形が見えるはずだ。内川サード→村田がファーストコンバートと噂されているので、これからは外野一本になるのだろうか。空いたセカンドには藤田が入るのか。それとも意図的に石井を退場させて内川・藤田の二遊間を結成するのか。素材は間違いなく一級品なので色々想像する楽しみを掻き立てられる。恐らく大矢もそんな気持ちであろう。
得点トップが石井なのは、全試合出場なのだからまあ当然か。しかし146試合だから物足りなさが残るのも事実であり、安定して100得点を稼げる選手が上位打線に居ればマシンガン打線の再来となりそうだ。抹消人数は、野手と投手でほぼ半々。故障者続出した野手であるが、むしろ木村の4度をはじめ控えの顔ぶれが一定しなかったことの方が問題か。放っておいたら阪神と同じような状況に陥ってしまっただろうから、主力の故障はむしろプラス面をもたらしたと言えなくもない。

<投手・コメント>

牛島の就任で良化したと思われた投手陣も、今季は形を崩した。野手と同じく、規定投球回到達者人数は3人から2人にダウン。土肥が故障で満足に投げることができず、到達者は三浦門倉だけになった。しかも防御率もイニング数も門倉より上回っている三浦が8勝止まりで門倉が10勝(1勝はリリーフ勝利)という逆転現象も発症しており、どことなくチグハグに思えてしまう。
エースの三浦は2年連続で200イニング越えを果たしたように衰えはないが、今季は前半戦の不調が最後まで響き、勝ちを伸ばせず終わった。被打率.273はエースらしいピッチングが出来なかった証。6年契約完結まであと2年、このまま200イニング越えのシーズンを続けられるだろうか。門倉は防御率もさることながら、リリーフ登板も3試合あったように不本意な出来。被打率は三浦のさらに上を行く3割台で、二枚看板がこれでは毎試合後手に回るのは当たり前といえば当たり前。
先発ではこの2人以外は軒並み4勝以下。昨年は規定到達者3人で33勝挙げたから3位になれたものの、今季は21勝に留まったのだから補填は必須事項だったはずだがそれが出来ず。02年の新人王以降停滞している吉見は、光明が差したと思われた後半戦も好投と不調を繰り返し、佐伯の「無意味な前進守備事件」の被害者となるなど運にも見放された。吉見と同じく全試合が先発の那須野も、ローテ定着を守りきれず9月以降はわずか2試合だけの登板。与四死球はイニングの半分以上と制球の乱れが致命的で、日大時代のストレートの威力もまだまだ戻りきっていないのだから尚更である。リリーフでの成績の方が良い牛田・秦であるが、先発での成績もそれほど悪くない。リリーフにしてはストレートが今一つな両名なので先発を任せたいが、牛田のフォークのキレ、の不安定な制球を見るとどうしてもリリーフで使いたくなるのが首脳陣の性なのだろう。ルーキー左腕・高宮は後半はほとんどファーム暮らしに終わった。社会人出身にしては体重の後ろ残りなど未完成な点がちらほら見られたことがリズムに乗れなかった要因。それでも先発の方が防御率が良かったので先発向きだが、高崎の入団もほぼ決まっている来年はまさに激戦区。三橋・山口・岸本と競争相手は他にもごまんといる。
前半は不調で打ち込まれたリリーフ陣だが、シーズンが進むにつれ本来の安定感を取り戻した。しかし前半あれだけ打たれた川村が無失点率8割で、コンスタントに投げ続けた加藤が7割台前半に留まっているなど、先発と同じくやはり逆転現象が見られる。これも平均イニングが加藤>川村で、川村が1試合当たりの失点が多かったのに対し加藤は1失点ずつ、というのが原因なのだろうが…。守護神のクルーンはほぼ完璧な被打率・与四死球率を誇りながら防御率3点と、ピンチを招くと脆さが見られた。160キロのストレートと数字を見ただけでも威圧感を感じるのは確かなのだが、阪神・藤川のストレートと比べると、数字以上の威力というものに欠ける面があり、それ故良いバッターからなかなか空振りを取れない。
この3人に木塚も加えた4人が「クアトロK」とも呼ばれてきたが、クルーンが外国人故いつ居なくなるか解らず、川村がそろそろ年齢的限界に差し掛かるということを考えると新戦力の台頭は必須。これは全員右利きということもあり昨オフから言われてきた課題だったのだが、フロントは阪神を戦力外になった佐久本を獲得しただけでのほほんと過ごし、シーズン開幕が近づくや否や慌ててソニアを、開幕・低迷してから山北を獲るのだから見通しが甘すぎる。
その名前が挙がった3人であるが、防御率自体は言われるほど悪くない。それでもソニア・佐久本は与四死球率が、山北は被打率が悪いので敗戦処理止まりに落ち着くのも頷ける。先発タイプは秦・山口らが出てくる高卒選手がリリーフには皆無なのも、「湘南シーレックス」とは名ばかりで選手指導の土台が整っていないのではと疑いたくなる要素だ。抹消人数を見ると、複数回抹消された選手は吉見・三橋・土肥・ベバリン・クルーン・那須野・高宮・山口…これだけで27人のうち19人を占めている。(クルーンは故障1度と終盤の登板機会なし1度なので除外するとし)当然、来季の大矢の課題はこれら「準主力」の一軍定着である。

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